経ヶ岳の池の大沢と宿谷川を滑る

山のぼらー

2021年02月12日 10:32

建国記念日の昨日、福井にある経ヶ岳へ山スキーに行った。
総勢7名のワイワイ山行だった。


朝6時、ヘッデン付けて六呂師青少年自然の家をスタート。途中2回、渡渉して林道の合流地点まで登りあげる。


林道合流地点に到着。ここで一息入れる。この日は気温が高くなるとのことだったので早めに登りあげたいと思っていた。


一旦台地に乗ってその後は沢を詰めていく。向かって左を見ると氷柱を纏った岩壁がドシンと構えててカッコいい。この上は登山道になっている。


稜線直下まで登ると大野盆地がよく見えた。


杓子ヶ岳に登りあげると経ヶ岳がドンと見えた。やっぱあの山容がカッコいい。


中岳はトラバースして巻き、切窓に着いたらスキーアイゼンを装着して最後の登りに備えた。なるべく柔らかいところを歩きたかったが、想像以上に氷化していてスキーアイゼンも思うように刺さらなかった。


頂上を見て左側の斜面から登り上げたが久々のカリカリ斜面でビビりながら歩いた。経ヶ岳じゃないけど昔滑落した記憶が蘇った。


なんとか無事登り上げて10時頃頂上到着。白山は雲に隠れたり顔を出したりだったけど他の景色が良かった。風が強かったので写真を撮ったら早めに退散した。

そしてお楽しみの滑降。最初は池の大沢に向けてドロップ!


雪質は熟成されたパウダーでとても滑りやすかった。






皆快適に、思い思いにボトムまで滑ったら再びシールを貼って杓子ヶ岳まで登り返した。
もうラッセル気力は残っていなかった。


滑ったラインを振り返る。やっぱこういうのも山スキーの醍醐味だなぁと感慨深くなる。


杓子ヶ岳に登りあげたら一旦お昼ごはん。皆でワイワイ話しながら食べ、最後に登ってきた宿谷川を滑る。


宿谷川もとてもいい谷で上は雪質よく、登山道まで聞こえるんじゃないかってくらい雄叫びあげながら滑り降りた。


途中天然のジャンプ台があったので皆飛びまくりでいい写真が撮れた。

台地付近からはストップスノーとなり苦戦したけど日陰にはまだいい雪が残っていた。


再び渡渉を2回して後は林道を歩いたりボブスレーしたりして無事到着。スタート地点からは滑った斜面とシュプールが見えた。

3年ぶりの経ヶ岳は楽しかった。今年は雪が多いからホントに近辺で楽しめるからお財布にも体力的にも楽だ。


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